命題関数
命題関数P(x):
xに値を代入すると真偽が確定して命題となる文や式
全称命題
∀x(P(x))
すべての値で命題関数P(x)が真となる時真となる命題
存在命題
∃x(P(x))
命題関数P(x)が真となる値が存在する時真となる命題
スコープ
∀x∃yP(x,y)⇔∀x(∃yP(x,y))
∃x∀yP(x,y)⇔∃x(∀yP(x,y))
演算順序
演算の優先度は
関数記号,(∀,∃)¬,(∧,∨),→
含意を含む恒真式
P(x)⇒Q(x): ∀x(P(x)→Q(x))=T
Q(x)の十分条件: P(x)
P(x)の必要条件: Q(x)
同値を含む恒真式
P(x)⇔Q(x):∀x(P(x)↔Q(x))
P(x)とQ(x)は互いの必要十分条件という
命題関数の主な性質
P(x)∧T⇔P(x)
P(x)∧F⇔F
P(x)∨T⇔T
P(x)∨F⇔P(x)
¬¬P(x)⇔P(x)
P(x)∧Q(x)⇔Q(x)∧P(x)
P(x)∨Q(x)⇔Q(x)∨P(x)
(P(x)∧Q(x))∧R(x)⇔P(x)∧(Q(x)∧R(x))
(P(x)∨Q(x)∨R(x)⇔P(x)∨(Q(x)∨R(x))
P(x)∧(Q(x)∨R(x))⇔(P(x)∧Q(x))∨(Q(x)∧R(x))
P(x)∨(Q(x)∧R(x))⇔(P(x)∨Q(x))∧(Q(x)∨R(x))
P(x)∧(P(x)∨Q(x))⇔P(x)
P(x)∨(P(x)∧Q(x))⇔P(x)
P(x)∨(¬P(x))⇔T
P(x)∧(¬P(x))⇔F
P(x)∧P(x)⇔P(x)
P(x)∨P(x)⇔P(x)
P(x)→Q(x)⇔(¬Q(x))→(¬P(x))
¬(P(x)∧Q(x))⇔¬P(x)∨¬Q(x)
¬(P(x)∨Q(x))⇔¬P(x)∧¬Q(x)
性質1
∀x∀yP(x,y)⇔∀y∀xP(x,y)
∃x∃yP(x,y)⇔∃y∃xP(x,y)
性質3
∃x∀yP(x,y)⇒∀y∃xP(x,y)
ドモルガンの法則
¬∀xP(x)⇔∃x¬P(x)
¬∃xP(x)⇔∀x¬P(x)
性質1
∀xP(x)∧∀xQ(x)⇔∀x(P(x)∧Q(x))
∃xP(x)∧∃xQ(x)⇔∃x(P(x)∨Q(x))
性質2
∀xP(x)∨∀xQ(x)⇒∀x(P(x)∨Q(x))
∃xP(x)∧∃xQ(x)⇒∃x(P(x)∧Q(x))
性質3
∃x(P(x)→Q(x))⇔∀xP(x)→∃xQ(x)
性質4
∀x(P(x)→Q(x))⇒∀xP(x)→∀xQ(x)
∀x(P(x)→Q(x))⇒∃xP(x)→∃xQ(x)